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韓国について

今の韓国の状況を考えると、想像もつきませんが約50年前の韓国は、軍事政権下にありました。
現在も休戦協定であって、停戦協定ではありません。制約の中には、だれでも夜の12時から朝の5時迄は一切外に出てはいけないという、夜間外出禁止令というのがありました。
当時は下関から釜山まで船でいきました。釜山に着いても、朝にならないと下ろしてくれない決まりがありました。釜山では、チャガルチ市場には、実に多くの海産物が豊富にありました。大変活気のある市場でした。
釜山の次は、古都で有名な慶州に行きました。古く貴重な物が販売されていました。
朝鮮戦争の時には、直ぐ近く迄、北朝鮮の軍隊が攻めて来たそうです。次にテーグ、大田市を経て、百済の首都の扶余(プヨ)に行きました。その途中の道路が、所々、中央分離帯もなく、道幅の広い真っ直ぐな場所が何ヶ所かあり、それは有事の際に、臨時の滑走路になる場所だそうです。
扶余では、百済国が滅ぼされた悲劇の歴史を聞きました。奈良には、百済から逃れて来た人が多いとの事です。
百済観音もあるし、ナラというのは、韓国語で国という意味だそうです。首都のソウルではナンデモン(南大門)マーケットやトンデモン(東大門)マーケットにも行きました。なんでもあるのが南大門、とんでもない物があるのが東大門だと聞き、覚えやすいと感心しました。板門店では、何があっても文句は言えません。例え命を喪ってもという書類にサインをさせられました。現在もそれは観光でいっても同じようにサインを求められます。
休戦会談場の警備は厳しものです。南は米軍、北は北朝鮮軍が警備をしていました。
南北間には巾4kmの非武装地帯があり、その非武装地帯に行く途中の橋は、戦車が通れないように、狭く且つL字を2つくっつけた様な形状だった。現在でもその非武装地帯には無数の地雷が敷き詰められているそうです。どれを見ても戦時下の雰囲気がありました。
しかし、現在の韓国の発展は目覚ましいものがあります。